お泊り防災訓練
【報告/青少年部、防災部】鹿島田子ども会では、8月22日夕方から23日早朝にかけて町内会防災部の協力のもと、防災ジョイパーク(旧東芝社宅跡地)での防災訓練、公会堂でのお泊り体験を行いました。総勢60名のお子さんが参加してくれました。
・特殊詐欺の話に子どもたちも興味津々
公会堂では、警察官の方から最近多発している特殊詐欺についてのお話を伺いました。「うちのお母さんにもかかってきた!」という声もあり、子どもたちにとっても身近な話題であることが分かりました。質問タイムでは時間が足りないほどの質問が飛び交い、本物の警察手帳を間近で見せていただくなど、貴重な体験となりました。
・災害時のごみとトイレ事情
川崎市環境局の方からは「災害時のごみの話」を伺いました。川崎市ではペットボトルを再びペットボトルにリサイクルできる珍しい仕組みがあることや、鹿島田地区の約8,000人に対して仮設トイレの数が大幅に不足している現状などが紹介されました。これを聞いて「トイレ用の凝固剤を家に備えよう!」と思った子も多かったようです。
・防災ジョイパークで防災食&スイカ割り
その後、防災ジョイパークに移動して防災食として、水を入れてから60分待ったアルファ米を美味しくいただいた後は、スイカ割り大会!目隠しをして棒を持ち、ぐるぐる回ってからスタートする本格的なスタイルで、「みぎー!」「まっすぐー!」と元気な掛け声が飛び交い、6個の大玉スイカを次々に割っていきました。
・花火と消火体験で楽しく学ぶ
持ち寄った花火を楽しんだ後は、消防団員の皆さんが消火器の使い方を教えてくださり、参加者全員で消火を体験をしました。
・公会堂でのお泊まり体験
お泊まり組の子どもたちはそのまま公会堂へ。畳の上で雑魚寝しながら、夜遅くまでクスクスとおしゃべりが聞こえ、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。翌朝は防災食のクッキーを食べ、ラジオ体操の後、町内会長の号令で解散となりました。
ご協力いただいた町内会、子ども会の役員、保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
子ども達の夏の日の良い思い出になったと思います。