防災訓練の一環として炊き出し体験会を実施

二丁目公園のベンチがかまどに

【報告/防災部・子ども会】
2025/1/11

 1月11日、一次避難場所でもあり、町内会の防災備蓄倉庫を備える二丁目公園で、被災時を想定した炊き出し訓練を実施しました。澄み渡る青空のもと、鹿島田町内の親子を中心に100名を超す参加者を得て、実際にかまどを使った炊き出しの体験を致しました。
 二丁目公園のベンチは、座る部分を外すとかまどになります。そこで実際に薪や炭の火でじゃがいも、サツマイモやマシュマロを焼いて食べたり、コンロで沸かしたお湯を使ってアルファ化米の試食体験をしました。
 また、二丁目公園の丸椅子は、座る部分を外すとトイレに早変わり。トイレを覆う小型テントも組み立てて中に座ってみるなど、災害時のトイレの設置も体験しました。

 実際にかまどベンチを使い、トイレを組み立てるなどの体験を通じて、それぞれの使い勝手が確認でき、必要な設備や備品もクリアになるなど、得るものの多い体験会となりました。
 また、普段、裸火を目にする機会が少なくなった子どもたちにとっても、良い体験となりました。

かまどベンチの利用体験
ベンチの上板を外してかまどベンチを組み立てました。芋が焼けるまでの間は、マシュマロ焼き体験です。焼けたお芋には長い列ができました。
防災トイレの設置体験
公園の椅子の上板を外すと、中から便座と小型テントが現れます。
穏やかな快晴に恵まれました